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京都市電300形

​大正時代の新線開業と、買収狭軌路線の改軌に伴い50両が製造された京都市電の2軸単車。

500形を小型化したような半鋼製車だが、

アメリカのバーニーカーを手本に製造したという。

台車はブリル79Eとなっており、この時代の2軸単車としては珍しく空気ブレーキ装備である。

800形登場以後は順次引退していき、昭和34年の700形増備によって全廃した。

廃車後は制御器が800・900形に再利用され、

電動機も堀川線に残っていた旧京都電気鉄道の買収車であるN1形の出力アップに再利用された。

車体は後に電車住宅などに再利用されたが、今も2両の車体が現存している。

(さちば氏のPIから改造したもので、車輪にひななみ氏、ビューゲルパンタに二子橋氏の作品をお借りしているため再改造禁止。)

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